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2023/01/18
クライミングツアーRock Trip in比叡ボルダー DAY2/3 さなBLOG(22.12.30-23.01.03)
比叡ボルダー
★DAY2(2023.1.1)
この日は、ヤケダケエリアへ。
目標課題のひとつである「星やどり☆」(初段)をトライするのが目的。
「星やどり☆」はヤケダケエリアの真ん中に位置し、開けた場所に巨大な岩がドーンとあるので、目を引く課題でもあります。
まずはウォーミングアップに隣の岩の「謹賀陣年」(7級)を触る。
(◆謹賀陣年を触ってみる)
新年1発目にふさわしい名前。
もちろん1撃。
アップも終わり、念願の「星やどり☆」
(◆星やどり☆)
でかい岩は、テンションが上がる。
ランジが核心なのは知っていたので、下はポジティブかと思いきや…
スタートから悪い…笑
(◆思った以上に悪いカチ。しかも痛い)
ムロ君、離陸できず。
私は離陸はなんとか出来たものの、2手目のなるいピンチがはまらない。
何度もばらして足位置を微調整し、やっとピンチが持てるように。
ピンチから上部へも、1つずつムーブを起こしては落ち…を何度か繰り返し…。
やっとリップどりのランジへ。
(◆ランジの出方が気持ち悪い)
て、手が出せないぃ………
何度か手を出そうとして落ちるを繰り返しましたが、そもそもランジのパートまでいくので一苦労。
ばらしができる課題でもない。
こうなったらもう選択肢は1つしかない…
……ランジやーめた!
なんやねん、という声が聞こえてきそうですが。
実は前日、熊本クライマー方たちに
「星やどり☆」のムーブには、「ランジ」と「左のカチをつなぐ」2パターンの登り方があることを教えてもらっていたので、カチでの距離出しを決意。
カチは得意だし、いけるでしょ!
この時点では、私も甘く考えていました。
実際触ってみると、どこにカチがあるのかもわからない。
左に行きたいのに、足が見つからない。
そもそもリップ前まで行くのがしんどい。
カチ見つけたけど、爪の先ほどの激カチ。
ムロ君はランジムーブを頑張っていたので、セッションできない。
なかなか孤独な闘いが続き、気が落ちかけた瞬間。
見覚えのある人たちが山を登ってきました。
シミアツさん・あやりさんご一行の到着。
数年前、クラックスのイベントで少~しお話ししただけなので、覚えてないだろうな…と思い
気配を消していましたが。
「イベント一度来てくれたでしょ、いま加古川でスタッフしてる子やんね?」と一声。
「覚えてるんですか?」
「当り前じゃないっすかぁ!」
なんか覚えてくれていたみたい。うれしい。
まずはシミアツさんが「星やどり☆」にトライ。
1撃。ランジもかっこよく決めてくれた。
「リップは、今世紀最大のガバ!」
笑いと謎の安堵感につつまれ、私も頑張ろうと思えました。
その後、私のトライ。
指皮が擦り切れてかなり限界を感じていたが、テーピングを巻くのは甘えだと自前の指皮で頑張る。
滑りそうな足に力を込めつつ、一つ一つのムーブの注意点を思い出しながら登っていく。
慎重に左のカチをつなぎ、ヒールをかけ、リップに手を伸ばす。
私のリーチでは指先で触る程度。
「ガンバ、ガンバ!」とシミアツさんたちの力の入った声援が聞こえる。
右足に乗り込み、左カチを思いっきりプッシュする。
第一関節まで食い込めた。
でもまだ安心できない。
右に入りきるには、ハイステップヒールの状態で足を入れ替えなければならない。
肩甲骨でのロックを意識しつつ、慎重に足を乗せかえる。
…できた!
マントルもしっかり返す。
…完登‼
確かにリップは、今世紀最大のガバでした笑
標高の高いヤケダケエリア。そこの開けた大岩を登って見えた景色の壮大さ。
少し岩上で浸ってました。
その後は、あやりさんとセッションしつつも…指皮がなくて全然登れませんでした笑
でも女性クライマーとセッションしながら、じっくり二人でお話しできてうれしかったです。
その日は満足感に包まれ、終了。
★★★★★★
★DAY3(2023.1.2)
レストなしで登り通しの予定が、思っていた以上に指皮が持っていかれたため、この日は観光で高千穂峡に。
まずは高千穂神社で初詣をし、おみくじを引く。
大吉いぇ~い。
その後は、お目当ての高千穂峡を歩いていく。
柱状節理がかっこいい渓谷。
パックラフトで下ったら気持ちいいんだろうなと思う、水の美しさでした!
DAY4(最終日)に続く。
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